実は知っているようで意外と知らなかったバリアフリーの世界【椅子&テーブル編】

Facility

実は知っているようで意外と知らなかったバリアフリーの世界
椅子&テーブル編

ユニバーサルマナーを受講し、障害のある方・高齢者・国籍や性別など関係なく、すべての人ができるだけ使いやすく便利なモノや空間を作り広めることが重要だと感じました。
自身も意外と分かっていたようで分かっていなかったことがたくさんあり、改めて「配慮」の部分で自分自信を見直すきっかけになりました。

 

バリアフリーの世界をもっと知りたい方は

実は知っているようで意外と知らなかったバリアフリーの世界【店内通路編】

実は知っているようで意外と知らなかったバリアフリーの世界【出入口編】


ベビーカーで飲食店を訪れる際に困ることのひとつは「席」の問題ですね。車いす利用者や幼児連れのお客様も同様の悩みを抱えているのではないでしょうか?

例えば、固定式の椅子だと移動もできず… 利用できないこともあります。
どうでしょうか?

まず、椅子が移動できるタイプであれば案内もしやすくなりますね。また、間仕切りやテーブルが移動可能だと、通路も確保しやすく、通りやすくなります。
車いすに乗った状態で膝や車いすの前輪がぶつからないテーブルの高さが望ましいですし、幼児連れのお客様には子ども用の椅子を用意しておくと、安心して利用していただけますね。

高いカウンタータイプのお店は、車いす利用者や高齢者にとって利用しにくいため、できればローカウンターを用意できると利用しやすくなりますし、また いくつかの利用しやすい席を提案し、お客様自身に選んでいただくのもオススメですね。

テーブルの高さは70cm程度が利用しやすいと言われています。膝が奥まで入るように、下部に奥行きがあると、さらに利用しやすいかと思います。

高齢者にとって座りやすい椅子とは?

高齢者にとっては、膝より低い椅子は座る際や立ち上がる際に足腰への負担が大きく… 利用しにくくなります。
足が下につかない掘りごたつ席や、机と椅子が固定されている席では、立ち上がるのが困難な高齢者もいますね。安定したテーブルと肘掛けがある可動式の椅子が用意されていると良いかと思います。

貴店ではいかがでしょうか?

店舗をバリアフリー化したいと考えても、店内のスペースや予算に制約があることも理解しています。
しかし、現状を少しでも改善できれば、高齢者やベビーカー・車いす利用者を含む、体が思うように動かなくなったお客様にも快適に過ごせる空間が実現できます。
安心して来店し続けられるお店になれば、口コミが広がり、利用者も増えるでしょう。店舗のバリアフリー化によるメリットは、お客様が快適に過ごせるだけでなく、新規顧客の獲得リピート客の固定化にもつながる?というメリットも!

やれることからやってみるのが良いですよね。
何がやれるのか、よろしければ一緒に考えていきましょう!

 

ご質問や業務のご相談はこちらからご連絡ください

 

ユニバーサルマナー検定

自分とは違う誰かの視点に立ち、行動する人を育てる。
▶︎▶︎ ユニバーサルマナー検定についてはこちらから>>

本日のオススメ書籍
バリアバリュー 障害を価値に変える|垣内 俊哉(著)

 

Tomo

7年ほど海外にてBar経営からレストラン・ホテル内にてバーテンダー&ミクソロジストとして飲食経験を経て帰国、 帰国後は、大型複合施設内レストランにてバーマネ...

プロフィール

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA