車エビのおいしさの秘密?

#4 Coffee break

美味しいには理由がある。
今回のテーマは、『車エビのおいしさの秘密?』です。

車エビは全身が筋肉となっていて、3種類の筋肉が荒縄のように丈夫に絡みあった独特な構造となっています。また、車エビは魚介類の中でもトップクラスのうま味成分が含まれているため、プリプリの食感と甘みを感じることができるのです。

【美味しくする伎(ワザ)】
車エビは細胞の中のタンパク質分解酵素、プロテアーゼが活性化され甘みが増します。
火入れがポイントです。
茹でるのであれば40秒ほど、中まで火は通しません。
中身は半生のミディアムレア。
中身の温度はプロテアーゼが一番活性化する42度。
ミディアムレアに仕上げることで甘みを引き出し、生の味わいも残ります。

※ coffee breakでは短編で知識や身に付く情報を発信していきます。


Tomo

7年ほど海外にてBar経営からレストラン・ホテル内にてバーテンダー&ミクソロジストとして飲食経験を経て帰国、 帰国後は、大型複合施設内レストランにてバーマネ...

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